コンニチハ!yanponです!
とあるきっかけで「消防設備士」の国家試験を受けてみました。きっかけというのは地域の建物の所有者に対し、消防署から「消火器等の点検を定期的にやっているか?やっているならやった書類をだせ!やっていないならやれ!」というお達しがきたことです(言い方はもっとマイルドです)。その時は付き合いのある業者が点検と書類の作成ができたので依頼を行いましたが、自分が扱っている建物の消火用具等を全く理解していないのはどうなんだろう?と疑問をもちました。調べれば消火設備等で細かく資格種類は分かれているが、今回のようなお達しは主に消火器の知識があれば自分でもある程度やりくりできるようだ。まあ商売や管理できるかはおいておいて、何より防災知識として日常生活に役立つとわかりチャレンジしてみようと思いました。
それが消防設備士「第6類」という試験です。甲乙の区別や特種から7種まである試験なのでそのあたりは割愛。とりあえず今回受験した「第6類」は身近にある「消火器」に関する試験であります。
行政書士試験や宅建試験、FP試験などの国家試験を受けた私からすれば教科書1冊だけの第6類試験は「半年以内には取れるだろう」、と思って始めました。おじさんになっても仕事以外の勉強にいそしむこの姿勢は素敵じゃない?とその時は思っていました。
楽勝!第6類!
楽勝!と思い、いざ受験してみるとあれよあれよと1年以上たち3回落ちました・・・(年に数回試験があります)。
マジかよ・・・( *´艸`)
絶望する中、敗因はわかっていました。以下2点です。
①1日15分程度の勉強(直前は2時間程度・・・)!
→明らかに勉強量不足( *´艸`)
②苦手なところはやらず賭けにでた!(私は物理や化学、計算が苦手)
→「機械に関する基礎知識」が完全文系人間なので全くムリ。単元毎の足きりもあるので本来やらざるを得ないのを逃げた( *´艸`)
1~3回目の結果がこんなんです↓
(筆記試験は科目ごとの成績が40%以上でその全体の成績が60%以上、実技試験は60%以上のクリアが合格に必要)
→1回目 【不合格】
筆記試験:法令50%、基礎知識40%、構造・機能40%、筆記全体43%
実技試験:なし
足切りで実技試験の採点なし!
→2回目 【不合格】
筆記試験:法令70%、基礎知識40%、構造・機能66%、筆記全体63%
実技試験:55%
実技であと5%足りず!( *´艸`)
→3回目 【不合格】
筆記試験:法令80%、基礎知識60%、構造・機能73%、筆記全体73%
実技試験:55%
実技であと5%足りず!また?!( *´艸`)
2回目、3回目はおそらく実技であと1問正解すれば合格のはずだったのに・・・ちょいちょいやって受かるほど国家試験は甘くはないですね。費用もかなりかかってしまった。腐りかけた心を入れ替えてチャレンジです(@_@)
4回目のチャレンジ!
この夏4度目となる試験を受けてきました。消防設備士試験は問題用紙を持って帰れないので自己採点ができず1ヶ月後の結果通知まで耐えなければなりません。これが結構キツイのです。
さてその結果は
・・・
・・
・
合格!!( ^)o(^ )
無事受かっていました。すごい感動するかと思いきや、風邪でぐったりしていたのでテンション下げ気味でうっすら笑みでキモかったみたい。しかし、なんだかんだ成果がでることは嬉しい!仕事で使うことはほぼないと思いますが日常の生活の中で視野が広がったことは間違いないはず(@_@)
→4回目 【合格】
筆記試験:法令80%、基礎知識80%、構造・機能80%、筆記全体80%
実技試験:65%
私が使った参考書・問題集!
この受験4回に使用した参考書関係の紹介です。
【TAC 消防設備士第6類講座】
1回目は資格予備校TACの消防設備士第6類講座に申し込みました。1万円ちょいで割安感を感じ、また授業で習ったほうが理解は早く、コスパ・タイパがよいと考えました。申込みをし送られてきた参考書は市販のもの、あと確認テスト集と模擬テスト2回分。シンプルで少ない教材で効率よく資格を取得するタイプの講座のようです。
その参考書の「TAC出版 消防設備士6類超速マスター」(写真左)は初心者にとっては割と見やすく良かったと思います。ただ内容を頻出項目に絞っているからでしょうか?試験を受けると物足りなさや抜けを多く感じました。
そして授業がダメダメ。ネット配信で受けていましたが講師が参考書を読むだけのひどい内容でした。途中で見なくなりました( *´艸`)
ネット授業を途中で切り上げ、参考書やテストを2周程度こなしましたが、結果は圧倒的不合格でした。しかしなんだかんだこの参考書自体は割と有用と思います。かなり削ぎ落した内容なので本当にギリ合格点をクリアするためだけの本と理解して取り組めばよいと思う。とっつきやすく、まとまっていると思いますが、その分解説が少ない部分もあるので注意です。
【公論出版 消防設備士第6類】(写真右)
そこで追加した参考書が定番?の公論出版のもの。
これは問題の量や解説も細かく、また過去問とはいえ、試験には繰り返し同じ問題もでていることから対策には非常に有意義な本。但しTACの本からこの本に移行する際に、この本の内容が細かすぎて一度脱落しました。よって2回目の受験はTACの本を繰り返しとこの本を一部演習しました。結果不合格。
しかし2回目の試験でこの本と同じ問題が出ていたので、過去問演習の必要性と有意義さを感じ、3回目はこの本でチャレンジ。TAC本はお蔵入りです。2回目の受験でこの本と全く同じ問題が出たことから、この本で乗り切ろうという覚悟が出きました。2周ちょい程度こなしたでしょうか?ただ自分はガチ文系のため物理化学の部分は全く理解できず3回目受験をしました。結果不合格。
4回目はこの本をさらに周回することとTAC本を引っ張り出し、物理化学の部分だけ基本を復習しました。4回目の時は直前になるにつれ忙しくなり勉強時間が確保できないパターンになり焦りましたが無事合格を取れました。勉強時間は1日15分~30分程度で休みの日は2~3時間やれたでしょうか?!積み重ねた日々の勉強時間(約1年)があったのでペースは変えずにゆる勉でなんとか成果を出しました。おそらくガチでやればホント1回で取れる試験かもしれません。トホホ・・・( *´艸`)
以上、久しぶりに資格にチャレンジしましたが、他で忙しいを言い訳にダラダラと1年以上続けてしまいました。それにアラフィフだと覚えが鈍くなってきている気もします。とは言え、新しいことにチャレンジすることは資格や仕事、趣味でも人生が潤う一因ですので、そしてこの資格等から新たなチャンスが来るかもしれません。
歳をとっても挑戦ですね!(^^)!次は何の資格とろうかな・・・腕時計ブログだからウオッチマスターでも取りたいところだけど、平日に試験や実技等がからんでくる試験だとどうしても受けれないので今のところ却下です(@_@)
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最後までお付き合い頂きありがとうございました。