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【腕時計で投資】腕時計を売却してみた! その5(ゼニス、ジャガールクルト)

コンニチハ!yanponです!

ブランパン「トリロジー フィフティファゾムス」を迎えました。これはひとえに生贄あってこその購入です・・・

今回サヨナラしたのは「ゼニス」とまさかの購入したばかりの「ジャガールクルト」でした。

 

CHECK
【購入日記】ブランパン「トリロジー フィフティファゾムス」 心を掴んで離さなかったトリロジー!舞い戻ってきたポストヴィンテージ代表作!

コンニチハ!yanponです!あーә ...

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今回生贄に選ばれた理由!

1本目はゼニス「レインボーフライバック」だ。

前回ブランパン「トリロジー エアコマンド」の売却の時と近い理由だ。

・特徴であるカラフルなベゼルや文字盤が年齢とともに違和感がでてきた

・クロノグラフの使用のなさ、故障への不安

以上の理由から私の売却候補には真っ先に入っていた。案の定アラフィフになるとクロノグラフのような表情の派手さを好まなり、よりシンプルなモノを求めるようになった。

次にほぼお飾りであるクロノグラフだが、その使わないその機能は故障する可能性が高く、しかもそれ相応の費用がかかることはエアコマンドの時に重々理解した。少し長く所有していると必ずくるオーバーホールの時期に私の懐が耐えられるか不安になった。

とは言え、ゼニス「レインボーフライバック」は私が20代のころ、目標として憧れた腕時計だ。エルプリメロにロマンを感じたあのころの思い出が邪魔してなかなか手放すことができなかったし、手に入れた時はそれはそれはうれしかった。しかしそんな過去の自分にとらわれすぎると今の自分の身動きが取れないじゃないか?なんて考えてたりもした。悩ましかったが私は今の自分をとったのだ。

 

2本目はジャガールクルト「レベルソシャドー」だ。

今年購入したばかりで絶賛ほれぼれしていたはずが早期売却となった。このような短時間での売却は初である。

理由としては、

・レベルソクラシックを所有しているため片方の出番が少なくなる

・手巻きが煩わしくなった

以上だ。面構えが白と黒でレベルソクラシックと雰囲気がまるで違うが、所有してみれば同じもの。どちらかを着けるとどちらかは放置になってしまった。私としては子供のエングレービングを入れたレベルソクラシックに思い入れがあるため、それを考えるとシャドーの出番が増えるのが何か違和感を感じ始めた。ポストヴィンテージが好きでシャドーを気に入っていたが、特に思い入れがあるわけではない。その点が引っ掛かった。それに連動して、使わないとすぐぜんまいが止まる。そして手巻きをその都度しなければいけない。何本か所有しているとパワーリザーブの少なさと都度手巻きの面倒さが煩わしくなることがでてくる。贅沢な悩みというかわがままというか本当にこれでいいの?という感情が1か月程度ででてきた。その感情がでてくるとわつぃの売却候補リストに名前があがるのも早かった。

二つともポストヴィンテージでは類まれな傑作だと思う。本当に欲しい方は欲しいのだろう。モノの良しあしというより私の腕時計ライフに合わなくなったというほうが正しい。年収が倍あったら保持していたかもしれない・・・。

マニアな腕時計は売却時に上昇相場感がイマイチ!

今回すでに欲しいモノ「ブランパン トリロジー フィフティファゾムス」、およそ80万弱で決定している。先立つモノ=カネがない私はどうしても現金を追加せずにブツブツ交換で手に入れたい。まずはそこが第一の希望。あわよくばプラスで現金を頂戴できれば・・・なぜなら2つも生贄をだすのだから、と下心を持っていた。

私の欲望だと、2つで90万以上は査定で欲しいと思っていたが、相場をそうは許さなかった。(ブランパン「トリロジー フィフティファゾムス」の試着時に生贄を査定に出したのは前回の記事で確認してほしい)

その中で査定額は、

ゼニス「レインボーフライバック」=30万円!

ジャガールクルト「レベルソ シャドー」=50万円!

合計80万円だった。

個人的な感想としては、ゼニスの価値が40万近くあってもいいんじゃないか!という気持ちと、レベルソはマイナー個体だから査定額が伸びずともしょうがないと思う反面、約70万円で購入した直後だからダメージが大きい・・・"(-""-)"

前の記事の通り、その場で悩みまくって一度保留にしてしまった決断力のない私がいる。

スタッフ「どれだけこの腕時計(ブランパン)が欲しいかですね・・・」

の言葉通り欲しい気持ちはあらぶっていたが、優柔不断が売りの私は決断できなかった。

振り返ればこの時は下心が邪魔をしていたのだ。下心とは、2つ生贄にだすのだからプラスで現金も欲しい・・・という気持ちだ。ほぼブツブツ交換になってしまう今回の査定だが、欲しい気持ちが強ければそれで万々歳ではないだろうか?しかし人間は欲が深い・・・さらに売却候補とはいえ自分が選んだ愛する腕時計たちを過小評価したくない気持ちも相まってその場は購入を辞退した。

 

しかし募るのはブランパン「トリロジーフィフティファゾムス」を欲しい気持ちだけだ。結局1週間後、同じお店に向かい、同じ担当者と商談し、無事ブランパンを手に入れた。ちなみに査定プラス1万円してもらえた。

今回はロレックス、オメガと違い、マイナーなブランドかつ個体のため金額は期待できなかった。お店も初回の査定はじっくり時間をかけてみていたようで(多分精度や傷など)、時間がかかったが、1週間後持ち込んだ際は前回査定していることを覚えてくれていたのであっさり同額で引き取ってくれた。やはりお店としてはロレックスやパテック等人気ブランドやモデルに関しては査定はチョー慎重になるようだが、マイナーどこに関しては割とあっさりしているなーという印象だ。まあ世情からしょうがないことだ。

そういうことで引き取られた2つのマイウオッチ。最後に移した写真がこちらだ。

なんだか引き取られていく腕時計ってしんみりしちゃうね。次から次に査定や買取のお客がきて相変わらずすごい繁盛?だが腕時計好きとしてはモノ悲しい一面も感じてしまう、私が歳をとったからかな・・・

腕時計投資としたら失敗の連続!

腕時計投資の指定からみたら、

ゼニス「レインボーフラバック」購入金額約29万円→売却金額約30万円(+約1万円)

ジャガールクルト「レベルソシャドー」購入金額訳70万円→売却金額訳50万円(-約20万円)

もはやレベルソは大失敗とみていいだろう。希少個体でもマニア受けがとがっているとこんなものだ。我々腕時計好きしか手を出さないような個体は売却時には必ず値がつかない。希少価値があるものが必ず価格に反映されるわけではない。しかしレベルソシャドーは数年前まで中古価格30万~40万円程度だったはず。大きく価値を伸ばしていることに間違いがないが、なにより早期売却した時点で売却価格が大きく落ちることは目に見えていたことだ。逆にゼニスはここ数年で価値が微増し、買った値段で売れた。所有して楽しんで売却時におつりがもらえるという腕時計趣味の醍醐味と言えるだろう。

しかし投資と考えるといかんせん失敗だ。投資とタイトルをつけているものの過去から大きく値を上げて売却したものはない。スタンスとして買った値段で売れれば楽しんだ期間は儲けもの的な考えだからだろう。そして本当に価値が上がっているものは売れない(売る気持ちになれない)・・・投資的な意味で保持し続けるというより、その腕時計に思い入れが深いため売れないということだ。私のサブマリーナなんてそんな立ち位置だ。

しかし迷いのあった二本を売却して心すっきりしている。それだけ「トリロジー フィフティファゾムス」を愛でることができる。この刹那が腕時計趣味の醍醐味だろう、と信じている(@_@)

 

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yanpon

腕時計を中心に趣味を充実させたい1970年代生まれのオヤジ。好きな腕時計を中心に「毎日の生活に趣味をもっと」がテーマ。体型は173cm、65kg。左手手首周り約16cm。偏愛アイテムやアラフィフの生態(ライフスタイル)も紹介します!一児のパパ。 *腕時計/革モノ/ネコ/筋トレ/ベース/子育て受験/東京在住*

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