腕時計で語る 腕時計のイベント&雑記

【雑記】あなたの知らない庶民が高級腕時計沼に陥る世界・・・

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趣味に夢中になったり多額の資金を無差別に投入することから、「~沼」と表現するが、私も4年ほど前からこの腕時計沼に足を突っ込んでしまった。もともと20代で高級腕時計に興味があったので自然な流れかもしれないが、そんな私は「勘違いの腕時計沼」に足を突っ込んだり出たりを繰り返している。体や頭ではわかっているのだが、止められない衝動に駆られる。非常に危険だ。

私ごとき庶民が沼る高級腕時計の世界・・・

私は自分の収入や生活からすると「庶民」の部類なんだと思っている。そんな中でも頑張れば高級腕時計を数本購入することはできた。ということは割とその中でも裕福で幸せなほうだろう。私はサラリーマン平均年収あたりをうろうろする40代後半のオスだ。とはいえ、事業の良しあしで年に1回の賞与でちょいと潤ったりできていたが、今期はコロナで売り上げ減は明白で、賞与はなしは決定。小学生の子供1人と嫁の3人+ネコ1匹暮らし。住まいのローンもまだ20年残っている。しかしもともと節約ややりくり好きが幸いして、バカみたいに浪費や賭け事もしていない。そのため預貯金がある程度でき、そのお金で腕時計を購入している。家計の管理は自分がしているので、うまい具合に調整しながら破綻は免れている。そんな私が自らのブログを否定するような内容を書いていいのかと疑問だが、まだ沼っていない「庶民」と自称する方には気をつけて高級腕時計を楽しんでほしい!と願う。我こそは庶民!でも高級腕時計好き!という人に共感を得てもらいたい。そしてまだ沼を眺めるあたりにいる方はこの危険さをぜひ感じてほしい。

ワナ①換金できる恐怖

腕時計は売れます。ある程度のブランドであれば、購入時に何十万円もしたものもその半分程度で売却が可能です。もちろん人気によって3分の1になるものもあれば、一部ロレックスのように逆に倍で売却できるものもあります。投資という観点で購入要件にはいる人もいますが、ここでは「売れるから購入のハードルが下がってしまうこと」がワナなんです。もちろんいくらで売れるか?も購入時に頭の中で計算はしますが、50万円のものがもし35万円程度で売却できるのであれば、15万円の買い物と頭の中で確変し、50万円が15万円!、とお得感が出てしまうマジックにかかってしまいます。非常に危険です。その脳内確変のため次から次へと購入に至るわけです。とはいえ、庶民の15万円はチョー大金です。損をする金額に目を向ける勇気を持ちましょう!


↑換金はできますが、腕時計バブルとはいえ、ほとんどの腕時計の買取額は購入額を上回りませんので・・・

ワナ②SNSの恐怖

ブログを書いておいてなんですが、ブログやツイッターなどのSNSでリストショットを公開したりする方がたくさんいます。私も好きで皆さんのフォローをしたりして、腕時計購入の参考にしたりしていました。しかし、よーく自称庶民の方は見てください。例え自分と同じサブマリーナーを持っていたとしても、あれ?一緒に写っている車がなかなかのランクの外車だったり、超高級ブランドファッションだったりして、サブマリーナーでもプレミアもんをポイっと買ってしまう購入記だったりして、腕時計以外にも「差」が見えてきます。あまりマウントをとるような方は私のフォローしている腕時計好きの方にはいないようですが、明らかに住んでいる世界が違います。それでも私のつぶやきにいいねをしてくれる心優しい方が多いのですが、何を言いたいかというと、そのようなSNSにハマっていると、自分をその人達と同じ環境にいると勘違いしてしまいます。あの人がまた購入した、自分も購入しようかな・・とか流されるのです!自称庶民がハイクラスの方と同じステージにいると勘違いをして余力を使い切ってしまうのです。危険です。誰かさんが言ったかわかりませんが「SNSは富裕層の可視化をもたらした」ということを聞いたことがあります。まさしくそのとおりです。SNSで交流をしただけで自分の立場を勘違いしないよう肝に命じたいと思います。

ワナ③中古購入の恐怖

腕時計の世界もデザインや技術の新しいものを作り出していく世界。ここで言う中古購入とは、廃盤になったものや当時の限定品などが中古として出てきた場合、現行商品にはない魅力的なモノがたくさんあります。中古車や古着も同じですね。中古イコール傷物の世界でなくヴィンテージというかっこいい言葉に置き換えられて世に出回ります。これが危険です。なにせ1点モノであることです。同じようなモノが出回ってくることも商品によってはありますが、腕時計を調べていくと、今ここで買わないと次はいつ出るかわからない、という心理が強烈に目覚めます。シリアル番号にこだわる、製造年にこだわる、限定にこだわる、たまたま当時買えなかったものや自分の記念的意味合いものがでると、買わなければ!という気持ちを抑えきれません。これは庶民でなくても考えることですが、値段が予算が50万でも、そのフィルターを通すと100万だす気持ちになります。そのプラスの予算は庶民には後々効いてきます!他の生活で身動きが取れなくなります。予算はあくまでも上限として設定し、鉄の心を持ちましょう!


↑私は新卒時代の憧れのレインボーフライバックをいてもたってもいられず購入・・・

ワナ④無金利ローンの恐怖

腕時計業界御用達の無金利ローン。並行店や中古ショップ、はたまた正規店でも金利ゼロが可能な世の中です。1円も払わず腕時計だけ持って帰ることができます。私もやったことあります・・・。金利がかからない!なんて素晴らしい。分割で懐に優しく、憧れの腕時計ができる(^^)。ええ、間違いじゃないです。しかし、そんな金利分なんて価格に上乗せされている(はず?)、ましてや例えば月額2万円の返済としたらたとえ24回や48回払い続けることには変わりありません。まてまて、月に2万ってわりとお小遣いまるまるくらいの庶民の方はいるはず!そんな大金を毎月支払うからには余力をキチンと把握してなくてはなりません。要は全くの貯蓄ゼロでは危険ですし、途中で一括で返せるくらいの収入見込がないと家計を圧迫します。また返済中は腕時計を売却することもできないので、身動きが取れなくなる可能性大です。安易に無金利でハードルを下げず、よく貯蓄や収入を見越して考えましょう!


↑IWC購入時のヤツ。ホントに1円も払わずに腕時計は持って帰れちゃいます・・・

ワナ⑤歴史的魅力と機械的魅力のその先の恐怖

もちろんプラスの意味でのハマり方はあります。腕時計の歴史はもちろん古く、歴史上のドラマがあり、かつその過去のモノが直せたりして今使えることや、超絶機械として新たな技術が生み出されたりと、歴史とメカは特に男の子が大好きです。そのような背景を理解することは趣味の一つとして大変喜ばしいことですし、腕時計の魅力を共有できることは素晴らしいことです。しかしここで勘違いしないでください。例えば闇雲に世界最古だからブランパンだ、ヴァシュロンだ、などと興味を持ち、購入に至ると火傷します。基本的にそういうブランドは高額です。私も価値のあるものとしてブランドの歴史をポイントとして購入したこともありますが、いかんせん維持が困難になってきます!詳細は書きませんがオーバーホール料金でも比較してください。機械的魅力を裏返せば、直さなくてはないし点検しないといけません。自分の腕に長い歴史を刻むお気に入りの腕時計が維持費が高額のため手放すなんてオチだったら可愛そうです。車よりかからないかもしれないけど長く使うために庶民は維持費を考えて購入しないと何も残らなくなります!


↑ヴァシュロンにブランパン・・両方持ってるよ!( ゚Д゚)

まとめ

以上だ。異論は認める。しかしこの高級腕時計の世界は非常に身の丈を超えた買い物をしてしまう危険が多く潜んでいる。ハマってしまうと見境がなく浪費してしまう。そのような怖い世界が高級腕時計だ。あくまで足元を見据えた趣味にしないといけない。目標や憧れは大事だし、高額なものを購入している方を否定はしないし、羨ましいことに変わりないが、一番大事なことは自分の立ち位置を勘違いしないことだ。

そして近年のロレックスのデイトナから始まるスポーツウオッチの中古市場の過熱、新品は新品で販売価格がどのブランドもの軒並み上昇している。これらも一般庶民からすると手が届かないところへ行こうとしている。非常に厳しい環境が追い打ちをかけている。

と、まじめに語ってみたがいかがだろうか?すべては限られたお金しかない自分の実力のなさが原因です。戒めの記事となりました。はい(-_-;)

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yanpon

腕時計を中心に趣味を充実させたい1970年代生まれのオヤジ。「毎日の生活に趣味をもっと」がテーマ。ポストヴィンテージ世代の腕時計中心。偏愛アイテムも紹介します。一児のパパ。 *腕時計/アニメ/ネコ/コーヒー/革モノ/自転車/ベース/子育て/東京在住*

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